こちらでは疾患別のリハビリに関する書籍をご紹介します。
股関節のリハビリについて全体的な概要知りたいなら
臨床の現場で「股関節のリハビリ」といっても、人工股関節置換術もあれば、股関節の保存療法もあります。
多種多様な股関節の症状と向き合うには幅広い知識が必要です。
そんなときにおすすめなのが図解入門よくわかる股関節・骨盤の動きとしくみ (How‐nual Visual Guide Book)です。
- 股関節の解剖や運動学から、日常生活の注意点まで幅広く書かれている。
- 理学療法士目線で、教科書には載っていない現場の生の声を届けている。
- ひとつひとつのコンテンツのボリュームは少ないので物足りない。
- 理学療法士や作業療法士の学生。
- 股関節について知りたいトレーナー。
膝関節のリハビリの全体的な概要を知りたいなら
膝関節は理学療法士なら必ず担当する症例です。人工膝関節置換術やACL損傷に代表されるような手術後の疾患だけでなく、変形性膝関節症やジャンパー膝など、多種多様な疾患が対象となります。
膝関節に関しては図解入門よくわかる膝関節の動きとしくみ (How‐nual Visual Guide Book)がおすすめです。
著者の理学療法士の伊能先生は、大阪大学大学院博士課程で膝を研究しているスペシャリストです。
- 膝関節疾患に関して、幅広い知識を得られる。
- イラストが多くて分かりやすい。
- 深く知りたい人には不向き。
- 理学療法士や作業療法士の学生。
- スポーツトレーナー。
頚や肩関節のしっかり勉強したいなら
頚や肩関節の基礎となる書籍でおすすめなのは図解入門よくわかる首・肩関節の動きとしくみ (How-nual図解入門Visual Guide Book)です。
こちらは一般の人向けに書かれた書籍ですが、理学療法学生の教科書にしてもいいぐらいしっかり書かれています。
- 理学療法士や作業療法士が実際に考えている内容を分かりやすく解説している。
- 文献からの知見も述べられている。
- 実践的な評価方法も充実している。
- 特になし。
- 理学療法士や作業療法士の学生、新人。
- スポーツトレーナー。
- 整形外科で勤務する看護師。
さらに永木先生、大平先生が腰と腰椎に関する新書をだされています。
データやエビデンスに基づいてしっかり書かれています。一般人というよりもこれから理学療法士になりたい人や学生さんが読むべき一冊になっています。
腰痛症を知るにはまずこの一冊から
腰痛の原因や治療は大変複雑で、すべて勉強しようと思えばとんでもないボリュームになります。「そんなに大変なのはちょっと・・・」という人に図解入門 よくわかる腰痛症の原因と治し方がおすすめです。
著者は理学療法士の中尾先生。馬のお面でおなじみといえば分かるのではないでしょうか。
この本はとにかく分かりやすいです。それもそのはず、中尾先生は日本屈指の理学療法士ブロガーです。
役立つ情報を日々発信しています。私もいつも拝見し、勉強させてもらっています。
- 学生が知るべき腰痛の原因や疾患が網羅されている。
- 内容は誰でも読めるように、とにかく分かりやすく書かれている。日
- 学生や素人が目を通すに最適の一冊
- 専門的に腰痛を勉強するためにはさらに詳しい本が必要。
- 腰痛症を幅広く学ぶたい人。
- 腰痛を予防したい一般の人。
- 理学療法士や作業療法士の学生。
- スポーツトレーナー。
腰痛治療についてより詳しく知りたいなら
腰痛も理学療法士なら必ず担当する疾患ですね。
腰痛はストレッチや筋トレで改善することが少なく、複雑な要素が組み合わさっていることも多いです。
そんな複雑な腰痛治療を簡単に解説しているのが腰椎手術はこわくないです。
- 腰椎の最新手術であるMD法ついて解説されている。
- よくある患者さんからの疑問にQ&A方式で解説している。
- 腰の話題しかない。
- 理学療法士や作業療法士の学生。(坐骨神経痛が疾患でないことを知らない人はぜひ)
- スポーツトレーナー。