2016年以降、理学療法士の給料は上がる?下がる?

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「理学療法士や作業療法士の給料は、今後どうなるのでしょうか?」いろいろな場所で、何度も何度も質問されるのですが、その答えはすでに出ています。

この記事を書いているのは2015年12月15日ですので、病院や施設でそろそろ冬のボーナスが出ている頃ではないでしょうか。

以前は年間4~5ヶ月が当たり前だったボーナスも、いまや年間3~4ヶ月、中には3ヶ月を切る病院や施設も増えてきましたね。

まあボーナスは一時金なので、病院や施設の業績と連動するもの。ですから絶対出さないといけないというものではありません。(年俸制で契約している人は別です)

私も2回ボーナスカットに遭っています。カットされたときのあの虚しさと悔しさは忘れられないです。

当時私は新婚ホヤホヤで、子どもはいませんでしたし、嫁さんも働いていたので、そこまでお金には困っていなかったら良かったものの、住宅ローンを抱えていたり、学費がかさんでいる状況ならもっと悲惨でした。

 

ただこんな状況は今後もどんどん起こることが予想されます。

次の章では、2016年以降の理学療法士や作業療法士の給料を予想していきます。

 

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なぜ給料は下がり続けるのか?

2016年以降、理学療法士の給料は上がる?下がる?

こちらのブログでは何度も書いているので、なんとなく予想できると思いますが、2016年以降も理学療法士や作業療法士の給料は下がっていきます

ではなぜ理学療法士や作業療法士の給料は下がり続けるのでしょうか。

これも答えは簡単ですね。高齢者が増えて医療費や介護保険費が高騰しているからです。

結局、公共工事にかかるお金も、公務員の給料も、医療費や介護保険費も、国の財源は元をたどればひとつなのですから、かかるお金に対して税収などで賄えなければ、

1.税金を上げる

2.使うお金を減らす

このふたつの方法しかありません。

ただ税金を上げるにも、アホみたいに高くするわけにはいきませんよね。

いま自民党と公明党が食品の軽減税率導入について話し合っていますが、税収を上げるために消費税を上げるのに、軽減税率の対象商品を増やしすぎて税収が増えないという、なんともお粗末な内容になっています。

 

じゃあということで、使うお金を減らすしかないわけで、医療費や介護保険費でいうと各サービスの保険点数が減らされるわけです。

実際、12月初旬に発表された来年の保険点数改定案では、リハビリ分野(特に回復期)は叩かれそうな感じです。

病院や施設に入ってくる医療や介護の保険点数が減れば、病院は売り上げが落ちるわけですから、職員の給料を増やす余裕なんてありません。

毎年の昇給を抑えるか、ボーナスを下げるか、残業を減らすか、なんとかして給料を抑制する方向で調整します。

 

この流れは今後も高齢者が急増することを考えれば、止まることはないでしょう。むしろ加速することの方が現実的だと思います。

もうね、理学療法士や作業療法士で普通に働くだけで高給がもらえる時代ではありませんし、二度とそんな時代にはなりません。

 

もちろん「貧乏でもいいからやりがいのある仕事がしたい」というなら、一般のサラリーマンと比べれば給料はかなり安いですが、理学療法士や作業療法士は良い職業ですのでおすすめします。

でもね、「お金なんていらない」と言うのはちょっと違うような気がします。お金がすべてではありませんが、何をするにしてもお金は必要です。

それなら少しでも給料は多い方がいいですし、今後も昇給が見込める仕事をするべきです。

 

理学療法士として給料を上げる方法

ただ先ほども申し上げたように、普通に理学療法士や作業療法士として病院や施設で働くことで、どんどん昇給することはもうあり得ません。じゃあどうすればいいかといえばやれることは2つしかありません。

ひとつは自分で起業すること。最近多いのは訪問看護ステーションやセミナー業ですが、自分で整体院やリラクセーションサロンを経営するのもいいでしょう。

幸い、最近は起業するセラピストが増えてきたので、その人たちを参考にして自分に合った仕事を作ればいいわけです。

もうひとつは転職して、いまより高い給料がもらえる職場に移ること。起業はすべての人には向いていません。従業員のこと、収益のことを考えるは苦手なセラピストは多いはず。

だったら昔ながらの方法ですが、やっぱり転職するのが手堅いです。

でも普通に転職してもなかなかお金が上がらなくなってきています。求人を出している病院や施設にとっても人余りの時代になってきていることには気づいていますから、それほどお金を積まなくてもいいわけです。

その証拠にいろんなサイトに出ている求人票を見ると、かなり給料はかなり下がってきています

ですから普通に転職活動をするのは辞めておいた方がいいです。普通に転職しようとしても、どこの病院や施設もいまの給料体系だと、いまのみなさんの給料を大きく上回る額は出してくれません。

 

じゃあどうすればいいかというと、方法は2つ。ひとつは学校の先生や友人の紹介で、自分の今の状況にマッチした職場を探す方法。

たとえば、8年目くらいなら中堅の理学療法士や作業療法士を欲しがっている回復期病院は多いと思います。パズルのピースのように、求められている状況にズバッとはまれば、ある程度の条件交渉が可能です。

もうひとつは理学療法士や作業療法士の転職サイトを利用する方法。転職サイトにはエージェントという担当者がいて、自分の希望を伝えればそれにマッチする就職先を探してきてくれます。

給料の話って面と向かってしにくいと思いますが、給料や勤務条件の交渉もエージェントがやってくれます。

 

自分で探すより良い給料で就職できることが多いので、探すのが面倒な人や給料交渉ができない人は利用した方がいいでしょう。まあ転職を考えているなら、とりあえずエージェントに相談してみるだけでもいいんじゃないでしょうか。

実は私も前の職場は転職サイトに紹介してもらいました。メドフィットっていう転職サイトです。担当者がめちゃくちゃ丁寧で、まさに神対応。本当におすすめ。

転職はできるだけ早く、いますぐにでも行動した方がいいですよ。毎年1万人も理学療法士が生まれる時代ですからね。

間違えずに行動できれば、給料面の可能性はまだまだ拡がる。それが私の出した答えです。


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