理学療法士の退職とお金の話

スポンサーリンク

理学療法士が退職する、その理由は?やっぱりお金のことが多いですよね。

みな「給料が安いから」と口にしますが、本当にそうなのでしょうか?

 

こちらのブログでは何回もお伝えしていますが、理学療法士の給料は年々減ってきています。特に新卒の給料の下落率は厳しさを増しています。

かといって、昇給が良いというわけではないので、何年働いていも、知識や技術を身に着けても、給料が格段に上がるということはまずありません。

 

 

理学療法士の退職理由で多いものの1つが「給料に不満がある」というものです。もちろんこんなストレートには言いませんよ。

「妻と子どもを養っていく必要があるので」とか、ちょっと包み隠した表現になります。

 

給料のことを言われると、上司や雇う側としては手の打ちようがない、というのが本音でしょうか。給料が問題と言われたところで、

「じゃあガツンとあげましょう」

なんてことはできないです。

 

 

お金は退職の理由になる

昔から言われているように、「金の切れ目が縁の切れ目」というのは、医療の世界では強ち間違っていないどころか、医療の世界だからこそ、この問題が起こっているのかもしれません。

 

セラピストを100人ぐらい抱えるある病院のトップとお話をしたときに、その先生がおっしゃっていましたが、「金の話を持ち出されるとなぁ」と白旗降参状態だそうです。

 

でも、ここで考えるべきなのは、本当にみんなお金が問題で辞めていくのでしょうか。もっと給料が増えれば、その病院に残るのでしょうか。

 

その応えは7割ぐらい「No」だと思います。

 

給料は仕事の大きなウェートを占めますが、一番じゃない。まして人のためにっていうてる理学療法士ですから、お金だけないって信じたい部分もあります。

 

でもお金を全面的に押し出すのは、それを言うと引き止められないことをみんなわかってるからです。

 

いまのところ、理学療法士は求めれば仕事はいっぱいあります。

常勤として働いていない人でも、知人のネットワークを駆使したり、しっかり調べれば、どこかに就職は可能です。

 

その甘えもあり、理学療法士は簡単に職を捨てることも多いです。「まあなんとかなるやろう」って。(私もそうでしたが・・・)

 

一般的な会社員が、会社のために歳をとるまで残ってやるっていう感覚が、理学療法士にはあまりありません。

 

就職先があることは良いことですが、就職先が決まらないことにあまり危機感がないのはちょっと危ないかもしれません。

そういう意味ではちょっと怖い状況になりつつあるんですが、理学療法士自体はあまり変わろうとはしていないですよね。

 

いまから理学療法士になると、いまほど恵まれているとは言いがたい状況になっています。

 

「理学療法士=絶対就職」の時代は終わりつつありますので、学校のホームページや見学説明会で言われていることを鵜呑みにしたらダメですよ。


こちらの記事もおすすめです