理学療法士の大学や専門学校に国試合格保証や就職保証はいらない

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理学療法士の大学や専門学校では最近「国家試験合格保証」や「就職保証」をうたうところが多いです。

でもこんなものは必要ないというのが実際に働いている理学療法士の意見です。

その理由をお伝えします。

理学療法士の大学や専門学校に国試合格保証や就職保証はいらない

最近電車に乗っていると、理学療法士や作業療法士の大学や専門学校の広告をよく見かけるようになりました。

夏休みにはオープンキャンパスをする学校も多いので、この時期は売り込み時なんでしょうね。

 

学校が乱立して、いろんな特色を各学校ともに出していますが、そのひとつが冒頭でも書いた国家試験合格保証就職保証です。

 

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国家試験合格保証や就職保証なんていらない

先日ある理学療法士と話していたときに、この国家試験合格保証や就職保証の話になりました。

その理学療法士の意見は「これはいらんやろう」でした。

 

その理学療法士の言い分はこうです。

  • 国家試験は普通に勉強していれば、それほど難しいものではないから、保証なんて大げさなものは必要ない。
  • 国家試験合格のためだけに無理矢理勉強させられた学生はその後伸びない可能性がある。
  • 就職は保証されるまでもなく、選ばなければどこでも就職できる。

 

学校側にすれば、「手取り足取り指導して、国家試験も合格させてあげるし、就職にもなんとかこぎつけてあげる」ってことだと思います。

これは勉強ができない学生にとってはいいのかもしれません。

 

学校も経営のことがありますし、何とか独自色を出して学生に来てもらいんでしょうね。

これ自体は悪くはないと私個人は思います。

 

ただ現場で働く人間にとって必要なのは、保証制度の下で育てられた学生ではないのです。

 

これからの学校に必要なのは本当の意味での厳しさ

先ほどの理学療法士に「ではこれからの学校はどういう特色を打ち出せばいいのか」尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。

「そりゃ即戦力でも活躍できる人材を育てて欲しい」

彼の意見をまとめると、プロ野球の大卒や社会人卒の選手のように一年目から活躍できる人材を、徹底的に勉強させて育てあげて欲しいというものでした。

 

学校が乱立するこの時代には絶対難しそうですね^^;

 

「あの学校は単位をとるのがめちゃくちゃ厳しいらしいよ」なんて噂が立ったら、受験生はその学校を絶対敬遠します。

自動車教習所でさえ、そんな噂で敬遠されるところがあるくらいですから。

 

すべての学校とは言いませんが、実習も以前に比べると甘々だと言わざるを得ませんし、授業もしっかりできているとは言いがたいです。

生徒の将来よりも、生徒の顔色をうかがっている感じがします。

 

でも長い目で見たら、国家試験を合格するためだけに勉強して何とか合格した理学療法士がたくさん業界にいるよりも、厳しく育てられた理学療法士が少数でも活躍する方がいいような気がします。

だって学校が学生に提供すべき最高のサービスは質の良い教育でしょ?

 

厳しい学校だと噂が立とうとも「あの学校に行けば、すごく良い授業が受けられる」と言われることが最高の名誉のはず。

それくら学校が面倒を見て勉強できたら、国家試験なんて落ちませんし、それだけがんばっている学生は就職先が見つかりますよ。

 

そんな時代に逆行するような学校が出てくることを望みますし、そんな学校が出てくれば業界も変わるのかもしれませんね。

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