大学生や社会人がこれから理学療法士を目指したい

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大学生や社会人でもこれから理学療法士を目指したいと考えている方はたくさんいらっしゃるようですね。

先日大学生の方から理学療法士になりたいと、質問を受けましたので御紹介します。

おはようございます。◯◯です。

早朝から失礼いたします。今日は学校選びについてご相談があり、連絡させていただきました。

私は現在、大学3年生で理系の勉強をしており、卒業後に理学療法士の養成校への進学を希望しています。遅くても今月中には進学先をある程度絞りたいと思っているのですが、まだ決めかねているところです。

所在地と設立年数、国家試験合格率で、自分の中での最低ラインは決めているのですが、迷っている要因というのが学費の問題です。学費が安いという判断基準だけでは決断できず、まだ大学と専門学校で迷っています。

現在の経済状況をお話ししますと、奨学金を借りており、貯金はありません。両親にも進路のことは相談しており、やりたいことをやりなさいと言ってくれていますが、まだ小学生の妹もおり、金銭的な援助をしてもらうには限度があると思っています。

そこで学費の安い国公立大学と比較的学費の安い3年制の専門学校、または働きながら学べる4年制の夜間の専門学校を考えています。

国公立大学の編入学試験を実施しているところを調べてみたのですが、◯◯大学にだけ他学部からの編入を受け入れていました。(2年次編入になるので最低3年の修学が必要)

しかし◯◯大学の歴史や大学院への進学率、求める学生像を見ても、理学療法学の先端を走っており、大学院への進学を推進しているようでした (編入生に対しては特にその思考が強いようです)。

私は自身のリハビリの経験から理学療法士にあこがれて目指すようになり、研究者や指導者としてその知識を活かすなど思ってもみませんでしたし、学費や年齢のことを考えても大学院へ進む気はありません。少なくとも今の私に◯◯大学は目指すところが違うと感じますし、この意識のまま試験を受けても面接の時点で不合格は決定だと思います。

国公立大学は4年通わなければならないと言っても、学費の安さはとても魅力的です。

しかし不安に思ったのですが、やはり国公立大学となると、◯◯大学のように大学院への進学、研究者や指導者への道をすすめたり、学生もそういった高い意識をもった方が集まったりする傾向にあるのでしょうか?

また、大学では一般教養も学びながら、専門に関しては研究中心、机に向かって理学療法学を学び、専門学校では実践型が多く、国家試験対策や就職サポートも熱心にしてくださるという勝手なイメージがあるのですが、どうでしょうか?

このイメージがおおむね正しいのなら、私は専門学校の方が向いているなと思うのですが…。

また3年制や夜間の専門学校に進学する場合、多忙というデメリットを抱えつつも、修学年数や修学時間、それに伴う学費のことを考えるとメリットは大きいと思うのですが、就職後のデメリットはありますか?

やはり学費のことを考えると国公立大学への進学が一番だと考えています(両親へ国公立大学への進学の場合の許可はもらっている状況で、専門学校への進学の場合1度就職して資金を貯めてから入学という選択肢もあります)が、大学進学へ向けて猛勉強しなければいけないという不安と専門学校の魅力も捨てきれず、決断できずにいます。

何か意見やアドバイス等あれば、お願いいたします。

長文失礼いたしました。

※プライバシー保護のため一部修正を加えています。

 

大学生や社会人にはよくある悩みです。学費や就学年数はこれから理学療法士を目指す方にとっては気になるところです。

 

どこの大学にいくのが最良か?

こちらの質問に対する私の回答はこちらです。

◯◯様

こんにちは。

お聞きしたお話で考えられる選択肢としては、

1.□□大学に2年から編入

2.国公立大学にいく

3.3年制の専門学校にいく

4.働きながら4年制の夜間の専門学校にいく

金銭面といまのご年齢から考えられる一番良い選択肢は、間違いなく1でしょう。学力的に問題なければそこを目指すべきでしょう。

□□大学は最先端のことをしているかもしれませんが、国公立大学卒の学生がみな研究者や指導者(理学療法士系の教員)になるというわけではないと思います。編入者に大学院進学者が多い理由は、専門学校や短大を卒業して、理学療法士の資格をとってから4大に入学しなおす人も時どきいてるので、そういう影響もあるかもしれませんね。

あと大学院にいくかどうかは、研究をしっかりしたいという願いや、研究についてもしっかり理解できる理学療法士になるという意味ではありなのかなと思います。

ただ大学院(修士)を出ても、研究のみで食べていくことはなかなか難しい(博士課程を卒業しても一緒)でしょうし、教員になるといってもこの先は学校が減っていくでしょうから、教員自体の枠も減っていくので、現実的ではないかもしれません。

理学療法士になるということであれば、専門学校に行く方がなりやすいと思います。大学の教授や助教はどぢらといえば自分の研究に興味があり、学生を育てるという意味では△△な人が多いです。その意味では専門学校の先生の方が、△△は別にしても身近で関わる時間も格段に長くなるのでまだましだと思います。

おっしゃるように、これから3年かかるか、それ以上かかるか、ここからの1年1年は非常に大きくなってきます。

先日ブログに書きましたが、1年立てば8千人の学生が卒業するので、それだけ病院や施設へ就職するチャンスが減っていくということです。また1年の学費を120万円とすれば、3年制にいけば1年分の給料+1年分の学費120万円使わなくて済むということです。自分も1年若いですし、その分身軽です。

デメリットとしては、就職時の給料差をつけている病院や、まれに大卒しか採用しないという病院もあります。給料差は大きくて1万円、小さければ2千円ぐらいです。5千円と考えても、年収ベースではボーナスを含めて8万円。さきほど書いた1年目の年収と1年分の学費を足した約400万円を取り戻すのは難しいことが分かるでしょう。

以上です。

また何かあればご質問ください。 失礼いたします。

 

どこにいけば一番良いか、それは誰にもわかりませんが、自分で考えた中でベストの選択ができるようにしましょうね。

そのためには自分の状況、理学療法士の情勢を踏まえ、様々な角度から進学先を決定してください。

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