理学療法士の学校で学ぶべきこと

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今日はブログをご覧になった理学療法士からいただいたメールを御紹介したいと思います。

いただいたメールはこちらです。

今まで勤めてきたところが比較的セラピストが多い病院だったため、毎年多くの新人セラピストが入職し、何人もの実習生をみて感じることがあります。 

学校で理学療法について何を学んでるの??

 

学校では、臨床的なことは仕事をしてから勉強しなさい、というところが多いです。臨床的ってなんでしょうか?

 

学校で「疾患部位に考慮して」というのは学びにくいと思いますが、正常の体は学べます。異常というのは正常がわからないと判断できないですし、正常がわからないのに治療ができるとは思いません。

 

学校では、正常の体をしっかり学び、触って、臨床に出てきてほしいと思います。私の学校では特に実技の授業が多かったので、他の学校はこんなもんって言われるかもしれませんが。

 

実際、新人が臨床に出てもそれほど指導されるわけでもなく、年月が過ぎて勝手に自分の経験年数が増えていると思います。

 

学校で、理学療法の概論をしっかり教わり、評価、治療(学生で治療効果の実感は難しいですが)の流れを学んでいれば、新人で臨床に出てすぐにできるわけありませんが、目指さないといけないものはわかると思います。今できていなくても目指すものがあれば、それに向かって試行錯誤すると思います。

 

今の新人さんは患者さんを前に何をどうしていいかわかっていません。でも、私は新人さんが悪いわけではなく、学校が教えていないから仕方ないと思っています。

 

毎年、理学療法士の人数が増えています。今の現状を変えるには、教育から変えないといけないのでは、と思っています。

 

 

それと目標になる理学療法士がいれば、その人を目指して頑張れます。私は学校の教官は本当に目標となる先生ばっかりです。

(※プライバシー保護のため、一部修正しています)

 

 

常に臨床を意識する

このご意見に私も賛成です。

 

特に新卒の理学療法士が患者さんを目の前にして、

「何したらいいですか?」

と、フリーズしてしまう場面をよく見かけます。

 

私が学生の頃に実習のバイザーに言われたことは、学校で習うことが1%、臨床に出てから学ぶことが99%。

たしかに納得できる部分もありますが、これって全然臨床的じゃないってことです。

 

例えばプロ野球で考えたら、ドラフト1位で指名されて入団したけど、最初は未熟でもいいから、ゆっくり学んでいきましょうね、ということです。プロ野球ならこんな選手はすぐクビになってしまいます。

 

また近年理学療法士の急増に伴い、就職したからといって手厚く指導してもらえる機会も増えてきています。

だって指導するべき3~5年目ぐらいの先輩も、しっかり指導されてないので、後輩が入ってきてもどう接していいかわからないんですよね。

 

 

学校改革というと難しいですが、少なくともこれから入学する学生さんには、常に臨床を意識して過ごして欲しいです。

そうしないとせっかく理学療法士になって働き始めても、楽しさも分からず路頭に迷ってしまう可能性もあります。

 

真剣に考えましょうね。

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