理学療法士の平均年収は今後伸びないのか?

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理学療法士を目指す人にとっては気になる年収。理学療法士の平均年収は今後伸びないのか、考えていきましょう。

理学療法士の平均年収は今後伸びないのか?2

 

結論から申し上げると、理学療法士の平均年収は今後増えることはないでしょう

 

訪問看護ステーションなどの介護事業を立ち上げている理学療法士や、起業している理学療法士の年収は増える傾向にありますが、病院や医院、介護施設で普通に雇われて働いている理学療法士の年収は今後伸びる要素がありません。

なぜそう言い切れるのか?それはいまの社会情勢や理学療法士の状況を考えれば簡単に理解できます。

 

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高齢化社会が理学療法士の給料にもたらすもの

理学療法士の平均年収は今後伸びないのか?

ご存知のように日本は急激なスピードで高齢化社会へと進んでいます。厚生労働省の調査によると、2060年には2.5人に1人が高齢者となると予想されています。

 

高齢者が増えるということは働く世代が減るということで、その分所得税などの税収が減ります。

また高齢者が増えれば当然病院や介護にかかるお金も増えるということです。税収減と高齢化による医療費・介護保険費の増加というダブルパンチが起こるでしょう。

そうなると、医療や介護の保険点数を維持することは難しく、どうしても減算になっていきます。

 

何度かこのブログでもお伝えしていますが、私が理学療法士になった10数年前に比べると、同じ治療をしてもいただく保険点数は半額~2/3程度になっています。

今年4月の介護保険の改訂でも、訪問看護ステーションからの訪問リハビリの点数が減算となりました。

 

この傾向は今後も続くでしょうから、医療にしろ介護にしろ、「保険点数が減る→理学療法士が稼げるお金が減る→病院や施設が支払える給料が減る」、このサイクルも続きます。

 

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理学療法士の急増による副作用

理学療法士人口が急増しています。本当に洒落にならないぐらい増えています。

今年の理学療法士の合格者数は9952人になり、もう少しで1万人の大台に乗りそうでした。

理学療法士及び作業療法士法が施行されて約50年になります。50年近くかかって10万人に到達しましたが、このペースでいくと今後10年で2倍になる計算です。

 

大学や専門学校のホームページやパンフレットには、「まだまだ就職できます」というフレーズをよく目にしますが、現場では就職活動が年々厳しくなってきています。いやほんまに。

特に若手が職場を移る際にはかなり苦労したり、給料が減ることもよくあります。

 

これだけ理学療法士が増えているわけですから、多少給料を安くして求人票を出しても人が集まる時代になっているのです。

 

まとめ

理学療法士の平均年収は今後伸びるのか考えてきました。

給料に関しては今後楽観的なことはひとつもないと考えた方がいいでしょう。それぐらい厳しい状況にいることに早く気づいて、何か+1アクションを考えるべきです。

 

これから理学療法士になる方、目指す人はぜひ参考にしてください。

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