理学療法士と作業療法士の違いは?

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理学療法士になるたいと思ったら、よく似た職業があります。

そう作業療法士という名前も見たことがあるかもしれませんね。

 

理学療法士と作業療法士、よく似た名前でややこしいですが、どんな違いあるのでしょうか?

 

その違いを考えるときに、こちらをみておく必要があります。

理学療法士や作業療法士の法律「理学療法士及び作業療法士法」です。

第一章の第二条に定義がありまして、こちらに規定されています。

(定義)

第二条 この法律で「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マツサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。

この法律で「作業療法」とは、身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせることをいう。

 

赤字の部分をご覧ください。

理学療法士は「基本的動作能力の回復を図るため」、作業療法士は「応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため」と書かれてます。

 

つまり理学療法士は基本的動作能力し、作業療法士は応用的動作能力又は社会的適応能力がターゲットとなります。

分かりにくいので、実際の治療現場で考えてみましょう。

 

理学療法士と作業療法士の仕事の違い

例えば高齢者が足を骨折したとします。

そうすると何週間も寝たきりの生活を余儀なくされます。このときベッドから起き上がったり、立ち上がったり、あと歩いたりする練習をするのが理学療法士です。

そしてある程度歩けるようになったとします。でもお風呂に入るのって難しいですよね?

床は濡れているし、浴槽をまたぐには足をあげないといけませんし。そういった、より実践的な練習をしていくのが作業療法士の仕事です。

 

ただし実際の現場では、理学療法士が入浴の練習をしないかといえば、している病院もありますし、作業療法士も歩行の練習をしますので、きっちりした区別っていうのはないことも多いです。

 

あと作業療法士でいえば、青字の部分、「精神に障害のある者」も対象になります。これも大きな違いの1つではないでしょうか。

理学療法士が精神に対して理学療法をすることはないです。

 

以前は「足は理学療法士、手は作業療法士」なんて区分をしていることもありましたが、いまはそんな区分はないです。

 

理学療法士も作業療法士も、どちらも素敵な仕事ですが、少し専門分野が変わってきます。

しっかり調べてから受験に向かってくださいね。

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