医療従事者にマナーは必要!常識や知識が不可欠だと思う理由

スポンサーリンク

医療従事者にはマナーが必要。そしてそのマナーとは常識や知識だと思う理由について今回はご紹介します。

最近理学療法士の学生と接していると「マナーってのはないのか?」と思うことがあります。

たとえば、実習の打ち上げをして食事をしているときにスマホをいじっている学生が増えました。何か用事があって一瞬スマホをいじるくらいならいいですよ。でもずっといじってるってどう思いますか?

医療従事者ってマナーが求められる職種だと思うんですけど、私が考えるマナーって常識や知識を指します。

 

なぜ常識や知識がマナーなのか?その理由を以下に書いていきます。

 

スポンサーリンク



明るいけど常識がない理学療法士Aさん

以前勤めていた病院にいわゆる天然キャラの女性理学療法士がいました。仮にAさんとしておきましょう。

Aさんは明るく、前向きな女性なのですが、働き始めた発言はどうも気になっていました。先輩スタッフに敬語や丁寧語が使えず、上司を敬おうという気持ちはありそうなのですが、どうも言動には現れません。

 

本当はダメなことですが、そのあたりは体育会系のノリとしてなんとか目を瞑ることもできたのですが、どうしても許せなかったのが一般常識がないこと。これは私の中でどうも許容できませんでした。

 

たとえば、患者さんが昔相撲をしていたという話になったおき、

 

Aさん:「へぇー、モンゴル相撲やってたんですかぁ」

患者さん・周りのスタッフ:「モンゴル相撲????」

 

常識的に考えて、「相撲をやってた」と日本でいえば普通の相撲でしょう。これがモンゴルだったらモンゴル相撲でいいのでしょうが。「なんでモンゴル相撲やねん!」と心の中で思いっきり突っ込みました。患者さんも気を遣って苦笑い。

 

これが1回だけなら笑って済みますが、こういうのが続くと、「本当にこの人に看てもらってて大丈夫?」「この病院ってこんな人を雇っているの?」となってしまいます。

これってあまり歓迎すべきことではないですよね。知らないことは医療の現場ではマイナスにしか働きません。

 

そんな風に偉そうに言ってる私ですが、無知から招いた失敗もしてきました。その中から1つ笑い話となっている失敗をご紹介します。

 

スポンサーリンク



初めての海外旅行での大失敗

それは私が初めて海外旅行をしたときの話で、いまから考えるとけっこう危ないことなのですが・・・。

私が初めて海外旅行に行ったのは、20歳の冬でした。知り合いが韓国に住んでいたため、その子と一緒に韓国を旅行する予定でした。

 

私にとっては初の海外旅行というだけでなく、初の飛行機でもありました。関西国際空港の展望台には行ったことがありましたが、カウンターでのチェックインや出国手続きはしたことがなく、楽しみと緊張と不安が入り混じった感じでした。

まずは航空会社のチェックインカウンターへ。そこで事件は起こります。

 

チェックインの列に並んでいると、後ろおっちゃんに声をかけられました。何やらいろいろ話していましたが、おっちゃんの言ったことを要約すると、

  • 自分は大阪大学の大学院で経済を勉強していました。
  • 大学院を終えて光州(私の行き先でもある)に戻るところ
  • 私は荷物が多くこのままだと追加料金が必要
  • あなたは荷物が少ないから私の分を一緒に預けてくれないか

ということでした。

 

初めての飛行機で荷物制限があることも知らなかった私。旅行とは人との出会い、そして助け合いだとなぜか悟り、「いいですよ!」と2つ返事をしてしまいました。

おっちゃんは大変感謝をしてくださり、人助けをしたとすごく良い気分になり、「じゃあ、また後で!」とごきげんで1人出国手続きに向かいました。

 

そして免税店などでうろうろした後、そろそろ搭乗口に向かおうとしたその時、さっきのおっちゃんが血相を変えて駆け寄ってきました。なにやら大変慌てています。

 

私:「どうしたんですか?」

おっちゃん:「実は私が乗る飛行機がソウル行きだったんです」

私:「そうなんですか」

おっちゃん:「それであなたの荷物も手違いで私の飛行機に乗ることになってしまいました。」

私:「はい?」

おっちゃん:「ですから、あわわ・・(このあたりでパニックになってる)とにかく私はソウル経由で光州に行きます。これは家の電話番号です。後でかけてください。では」(おっちゃん、猛ダッシュで去っていく)

私:「へ・・?」

この間、約20秒。おっちゃんは私の荷物と共にいなくなりました。

 

思考が停止した後に理解できたことは、旅行バッグがなくなり、手元に残ったのはパスポートと飛行機のチケット、財布が入ったハンドバッグ、そして繋がるかわからないおっちゃんの電話番号。初めての飛行機が楽しくなかったことは言うまでもありません。

「最初からかばん盗む気やったんちゃうか」

「大阪大学の大学院っていうのも今から考えると怪しい」

「着替えどうすりゃええねん」

と飛行機の中は心配事がぐるぐる頭を回っていました。

 

光州の空港に着いて、ハンドバッグ1つで颯爽と到着出口から出てくる私。それを見た知人が一言。「バッグは?」そりゃ気になりすよね。初めて海外に来たのに、ハンドバッグ1つだけしか荷物がないわけですから。

事情を説明し、先ほどおっちゃんにもらった電話番号に電話をしてもらいました。電話口に出たのは奥さんでしたが、旦那さんから事情を聞いていたようで、光州に着き次第ホテルにかばんを届けてくるとのこと。

 

そうは言われても、本当に持ってきてくれるか心配でしたが、その言葉通り、夜にホテルにかばんを持ってきてくれて、事なきを得ました。

 

ラポールを築くために

知らない人の荷物を空港で預かるなんて、絶対やっちゃダメです。持ち込み禁止のものが入っていたりしたら、もっと大変なことになっていたかもしれませんよね。無知が招いた災難ですが、すごく勉強になりました。

 

この飛行機の話でいえば、

  • 荷物の制限があること
  • 人の荷物を預からないこと

この2つのことだけ知っていれば防げました。海外旅行によく行く人であれば常識的なことですよね。

 

もし私が知っている側だったら、「アホちゃうか」と思いますし、加えて、「あの人、大丈夫?」って、きっと思います。

医療従事者に常識や知識がないと、患者さんとは同じでラポール(ラポート)を築けません

 

そのためには専門的な知識や技術をもって接する以前に、最低限の常識や知識は兼ね備えておかなければなりません。

だって明るいスタッフはいいのでしょうが、バカな人には自分や家族を担当してもらいたくないですよね?いくら専門家としてはすごくても、やっぱり最低限の常識や知識はいるでしょう。

それが医療従事者としてのマナーだと思います。

こちらの記事もおすすめです