病院就職時に憧れの先生がいることは理由にしない方がいい

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理学療法や作業療法学生が病院に就職するとき、どんな基準で選ばれますか?

まさか「あの有名な先生がいるから!」という理由で、病院を選んだりしていないですよね?

 

もしその理由で病院を選ぼうとしているなら、早まらないで!

今回の話を読んでからもう一度考えてください。

病院就職時はトップで選ばない

「病院に就職するときはどんな基準で決めればいいか」と学生によく聞かれます。

多くの学生にとっては初めての就職になるので、慎重に選びたい気持ちは痛いほど分かります。

 

そりゃいろんな症例が担当できて、給料も多くて、休みも多くて、すご先生がいて、人間関係も良くて、そんな病院が見つかればいうことないですが、実際にはそんなに甘くないです。

いくつかの病院に就職して分かったことは、理想の職場なんてどれだけ探してもなくて、いかに自分がアジャストするか、それが重要になります。

 

ただそうはいっても、就職時には何か基準が欲しいので、ひとつアドバイスをするなら、今回のタイトルにあるように「就職時には憧れの先生がいることを理由にしない」ってことです。

 

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憧れの先生がいることを理由にしない

理学療法士や作業療法士の世界にはカリスマ的な存在の先生がいらっしゃいます。

カリスマと呼ばれる分野は人それぞれですが、臨床で功績を残されてる方もいれば、研究で成果を残されている方もいます。

 

そんな有名な先生がいると、「ぜひ私もあの先生の元で学びたい!」と考えることもあるでしょうが、実際にはその理由で就職先は選ばない方がいいです。

 

その理由はいついなくなるか分からないからです。

 

実際に私の同級生が就職時に経験した話を例にだしましょう。

 

ある実習生の悲劇

ある病院に実習にいった同級生のAさんは、その病院のトップの先生がスーパーバイザーになりました。仮にB先生としましょう。

B先生は優しいという噂でしたが、噂に違わず非常に丁寧に接してくれました。

 

Aさんは「いい先生だなぁ」と実習中感じていたそうです。

 

実習が終わりかけた頃、B先生から思いがけない提案がありました。

「就職がまだ決まってないんだったら、うちの病院に来るか?」

実習生にとっては願ってもない就職のお誘い。

 

AさんはスーパーバイザーのB先生に良い印象を持っていたため、「この人の元で働けるなら」とふたつ返事で「ぜひ」と承諾しました。

同級生がその後就職活動に苦戦する中、Aさんは国家試験の勉強をしていました。

 

ところがある日、その状況が一変します。

 

B先生から電話があり、思いがけないことを告げられました。

「ごめん、僕、来年の4月から違う病院に行くことになってん」

 

Aさんにとっては、まさに青天の霹靂。一瞬、状況を理解できなかったそうです。

結局B先生は病院を去り、去った病院にAさんは就職することになりました。

 

就職後はB先生がいた頃のようなアットホームな感じはなくなり、権力争いでギクシャクした職場になってしまったそうです。

Aさんは数年働いて、その病院を退職しました。

 

学生目線では本当の姿は見えない

ここまで書いたようにいきなり辞めてしまうケース以外にも、もうひとつ慎重に考えて欲しいことがあります。

学生のときに「ええ先生やなぁ」と思っていた先生が、本当に良い人なのかは分かりません。

 

学生には優しいけど、スタッフいは威張り散らしてる先生がけっこういます。

やっぱり就職して長いこと付き合わないと、本当の姿は分からないと考えた方がいいですね。

 

まとめ

就職先は憧れの先生で選ばない方がいい理由についてお伝えしてきました。

理学療法士や作業療法士が違う病院にいくことは日常茶飯事で、それ自体は珍しいことではありません。

 

そりゃセラピストもプロですから、条件の良いところがあれば移るべきだと思います。

 

ただ困ったことに、そこに就職してくる学生がいることなんて考慮されません。

それは予め理解しておいた方がいいです。

 

就職は病院にするものであって、誰か個人の元で働くわけじゃなですからね。

病院就職時の参考になれば幸いです。

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