理学療法士の学生や新人は教科書か文献、どちらを読めばいいのか?

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理学療法士の勉強法はいろいろありますが、今回は知識を得るために教科書か文献、どちらを読めばいいのかです。

理学療法士の学生や新人は教科書か文献、どちらを読めばいいのか?

私が理学療法士の専門学校に通っていた15年ほど前は、理学療法関連の教科書や参考書って数が少なかったです。

基礎運動学など、いまでも選ばれているメジャーな本はありましたが、本当に役立つ教科書や参考書は極わずか。

 

ある程度の知識は得られても、実習中に主に調べたのは文献でした。

ただ文献は学生には難しいこともあり、うまく学べているか疑問でした。

 

いまはたくさんの教科書や参考書が発売されています。

大きな書店のリハビリコーナーに行くと、驚くぐらいたくさんの書籍が並んでいますよね。

 

「もし私がいま学生をしていたら勉強の方法は変わっていたのか?」

そう考えて、今回の話を書こうと思いました。

 

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教科書や参考書で学べるもの

単刀直入に申し上げると、学生や新人はまず教科書や参考書を読むべきです。

学校で使っている教科書や参考書など、手元にある本を最初から最後まで読んでみて、歩行なら歩行、解剖なら解剖の概要をつかんでください。

 

一番ダメなのが少し読んで、先生や友だちが良いと言ってる本が良さそうに見えてそっちを読み始め、また違う本が良さそうに見えて移ってを繰り返すことです。

 

隣の芝生はいつでも青く見えるもの。

これをやっていると絶対力がつきません。

 

ちなみに私は隣の芝生が青く見える典型的な人で、本を買い漁っていました^^;

 

学生や新人に圧倒的に足りないのは、全体を俯瞰する視野。細々したところ見るのは、全体を見れるようになってからでいいので、まず全体像をつかめるようにならないといけません。

そういう意味では、あっちもこっちも手をだして、結局何が重要か分からない状態に陥るのはかなり危ういです。

 

まずは手元にある本を一通り読んで、それでも物足りないと思えば、書店に行って好きな本を買えばいいでしょう。

買った本も絶対途中で読むのを辞めたらダメですよ。最後まで読んでから次の本を買うようにしましょう。

 

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文献は読まなくていいの?

では文献は読まなくてもいいかと言えば全くそんなことはありません。

文献もどんどん読んでください。

 

ただし教科書や参考書に書かれているような基礎的な内容を理解できていないと、文献に書かれている実践的なことは理解しにくので、基礎を一通り学んで理解してからの方がいいと思います。

 

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講習会やセミナーには行くべきか?

最近講習会やセミナーを開催している会社が増えてきましたね。

一昔前は日本理学療法士協会主催の講習会しかなかったので、講習会やセミナーは希望者が殺到して抽選で当たらないと参加できませんでした。

現在はいろんな会社や個人が市場に参入して、セミナーを開催しています。

 

私個人の考えとしては、高いお金を出してまで参加する価値のあるセミナーはほとんどないので、無理をして講習会やセミナーに参加する必要はないです。

高いお金を出すなら、好きな教科書や参考書を買ってきて何回も読む方がよほど役立ちます。

 

みなさん、セミナーに行けば賢くなったり、技術を身に付けたりできると考えていますが、そんなものは幻想です。

「誰でも身に付くセミナー」なんてものがあるなら、それは「誰でも使えるような大した内容じゃないセミナー」と言い換えられるので、リハビリの本質とはかけ離れていると考えるべきです。

 

腐るほど時間もお金も余っている人は、参加してみるのもいいかもしれませんね。

 

まとめ

理学療法士の学生や新人は、まず基礎的な内容を頭に入れてください。

 

これはみなさん理解しているつもりなのでしょうが、それでもまだまだ教科書や参考書から学べることもたくさんあります。

基礎なき応用には意味がありませんので、文献を読んだり、セミナーや講習会に参加するのはそれからでも遅くないですよ。

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